2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第5戦 オートポリス レースレポート
全日本ロードレース選手権は、まさに怒涛の後半戦に突入!戦いの舞台は、九州の難コース、オートポリスだ!
前戦もてぎでの劇的な6位入賞から、高橋匠選手の勢いは止まらない。600ccマシンを完全に手足のように操り始めた彼は、今ラウンドも開幕からトップランカーたちに襲いかかった。
金曜日:トップの牙城に迫る、衝撃の4番手タイム!
金曜の公式練習から、高橋選手はアグレッシブな走りを披露。コースを縦横無尽に駆け巡り、コンマ1秒を削り出す集中力を見せつけた。最終的に叩き出したタイムは、なんと**4番手!**トップライダーの牙城に食い込むこの結果は、彼が完全に覚醒したことを予感させた。
土曜日:掴み取った「トップグループ」への切符!
運命の予選。高橋選手は冷静かつ果敢にアタックを続け、速さだけでなく、アベレージタイムの安定感も際立たせた。その実力が結実し、獲得したのは堂々の6番手グリッド!
「常にトップグループで走れる実力が付いてきた」—その言葉の通り、予選順位以上の手応えを感じさせる会心の走りに、決勝への期待は最高潮に高まった!
決勝:霧に消えたバトル、しかし掴んだ連続入賞!
日曜日の朝。誰もが熱いバトルを期待したが、サーキットを覆い尽くしたのは濃い霧だった。視界不良のため、安全が確保できず、無情にもレースは中止が決定。
高橋選手のオートポリスでの激走は霧に消えてしまったが、予選順位によりハーフポイントを獲得。この結果、彼は2戦連続の入賞を達成!
悔しさは残るものの、この「絶好調」の流れは本物だ。オートポリスで得た自信とポイントを武器に、休む間もなく続く連戦、岡山国際サーキットでさらに爆発してくれるはずだ!